Cline使ってみたメモ
深夜に「AIエージェントをちゃんと使ったことがないな」とふと思ったので試してみたメモ。
Clineとは
Cline Bot Inc.社が開発
CLIとエディターを使用できるAIアシスタント
なんかもういろいろやってくれる
AIプロバイダーと共に使う
導入
Clineの導入
拡張機能を入れる
- AIプロバイダーを選択する(色々あるけど今回は安いDeepseekを選択)
(データの扱いはどうなんだという話がありますが、今回は個人開発のレベルなのであまり気にしないことにしました。)
プロバイダーのAPIキーを設定する
トークンの購入
DeepseekでAPIを呼び出すのにお金がかかるので、トークンを買った。お試しで$2。
購入した以上のコストが掛からないのは安心。
使ってみる
シンプルなhtml + cssのページの改修を依頼。身内の思い出を時系列で並べている単純なhtmlがあり、基本的に同じようなタグ構造が並んでいるもの。
対話型で作業が進む。小さく作業の方針を確認して、それに同意したら作業を進めるようなプロセスを繰り返す。作業中、エディタでコードが生成されていくところが未来感あってテンション上がる。
まずはAIくんに、良い感じにしたいんだけどどうすればいい?と聞いてみた。「中身をjsonに切り出し、ビルドスクリプトを作って静的ファイルを生成する仕組みを作る」のはどうでしょう?と提案、試しにお願いしてみると少し大げさすぎるものが出来上がった。
何回か対話を行い、最終的に「中身だけをjsonに切り出して、JavaScriptでjsonを読み込んでそこからDOMを生成する」方式に決定。
なんだかんだ対話を1時間ぐらいしていたが、最終的にやりたいことができて大満足。コストは$0.17
感想
シンプルに便利
やりたいけどめんどくさいみたいな作業をとりあえずお願いするのに向いているかも
一部指示から外れたhtmlがあり、それをjsonに落としこめなかった(無視した)ところがあったので、出てきたものをチェックするのは人間の仕事だなと
トークンの関係なのか、60個ぐらいの置き換えをするのに複数回に分けて作業をしていた。もしかしたらもっとうまいテクニックがあるのかも知れない?
個人開発だからのびのびとトライできたけど、これらを業務で使うとなると慎重になる気持ちもわかる。積極的に使いますと意思決定ができる組織って改めてすごいなと思う。
AIプロバイダーやモデルの選択がたくさんありすぎて、逆に困ってしまう。高いモデルも今度ためしてみるか..?
深夜テンションで始めたことだけど学びが多かった。今後も使っていきたい。